手作り味噌の蔵出し後の賞味期限・保存方法は?

本来保存食であるお味噌に賞味期限と言うのは合わないのですが、一般的なお味噌だと6か月を目安につけているようです。

しかし、それは蔵出し後の状態のお味噌を楽める期間ということで
食べられなくなるわけではありません。

お味噌には大きく分けて風味とコクがありますが、蔵出し後のお味噌はお味噌汁にした時のふわっと香るような風味が勝り、その後常温で保存していくと、風味が弱まっていく代わりに加熱しても消えづらいお味噌独特のコクが徐々に出てくると思っていただけたらよいかと思います。

★蔵出し後のお味噌の状態で風味を長く楽しみたい方★
乾燥や匂い移りを防ぐために密閉容器などに移し替えて冷蔵庫や冷凍庫で冷やして(=発酵を抑制して)保存されるといいでしょう。

★お味噌のコクを楽しみたいという方★
時々様子を見つつ常温で引き続き保存し、お好みの状態になりましたら、密閉容器に移し替えてから冷やして保存してお使いください。コクが出てきたら味噌漬けや、鯖の味噌煮などの煮物に使用するのもおすすめです。
米五でコクを売りにしているお味噌も長く熟成期間を取っており、1年以上熟成をさせています。

いずれにしましても食べられなくなるということはありません。せっかく愛情込めて仕込んだ世界に1つだけのお味噌ですからご自分のお好みに合わせて適切な保存方法で長くお楽しみくださいね。

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